【無料型紙つき】時短で可愛い!赤ちゃんスタイを2枚同時に手作りする方法〜防水仕様も簡単〜

「赤ちゃんのために手作りのスタイを作ってあげたいけれど、時間がない…」
「裁縫は苦手だけど、可愛いよだれかけを作ってみたい」
そんな方のために、今回は生地も時間も無駄なく、可愛い赤ちゃんスタイを一気に2枚作れる画期的な方法をご紹介します。しかも、ダウンロードするだけでそのまま使える無料型紙つき!
裁縫初心者さんでも、きっと素敵なスタイが作れます。ぜひ一緒に作ってみましょう★

🎥まずは動画で全体の流れをチェックしたい方はこちらからどうぞ(約9分)

時短がうれしい!このスタイの特徴とは?

出来上がりのサイズ】横17.6cm、縦10.5cm、首周り約29cm

スナップボタンが正面から見える位置にあるので、ねんね期の赤ちゃんにもピッタリ!1歳半くらいのお子さんまで、よだれが出やすい時期に長く使えるサイズ感です。

スタイは何個あっても嬉しいもの。複雑な形に見えますが、その特徴を利用して一度で2枚作れちゃう、時間も生地も無駄なく使うレシピです。

準備編:スタイ作りに必要な材料と道具

今回スタイ2枚を作るのに必要な材料は、以下の通りです。

  • 表地・裏地・芯地: それぞれ横約22cm、縦約50cmほど

    【重要】今回の作り方では型紙を反転して配置するため、表地・裏地ともに上下の向きがない柄の生地を選んでください。

おすすめ生地:
表地: Wガーゼ、Tシャツ生地など
    ※ワッフル地やタオル地など、厚手のものを選ぶと芯地を省略してもOK
芯地: ネル生地、キルト芯など
裏地: ブロード、Wガーゼなど

綿の素材の生地は縮みやすいため、裁断前に必ず水通しをしましょう。洗濯機にネットに入れて洗うだけでOKです。

  • プラスナップ2組: 打ち具はハンディプレスよりプレス台が断然おすすめ!100円ショップなどでプレス不要で取り付けられるタイプも売られています。

Amazon ➡ https://amzn.to/3VXLpY8
楽天ROOM ➡ https://room.rakuten.co.jp/room_8d107d2546/1700253227597701

  • 無料型紙: A4で印刷するだけでそのまま使える型紙を用意しました。以下のリンクからダウンロードしてください。

📥 無料で型紙をダウンロードする ➡ https://firestorage.jp/key/okuru/bVCIHOnDDFad7q/1p6I2dGv

防水スタイにするなら「透湿防水布」をプラス!

「よだれが多くて、すぐに服までびしょびしょになる…」そんなお悩みをお持ちの方には「透湿防水布」を挟むのがおすすめです。

字の通り、水滴は通しませんが、水蒸気は通すという画期的な生地です。これにより、スタイの下の服が濡れるのを防ぎつつ、ムレにくいというメリットがあります。

かなり伸びる生地なので、少し縫いにくいと感じるかもしれませんが、他の生地と合わせて縫えば大丈夫! ただし、乾燥機の使用は不可なのでご注意ください。

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実践編:無料型紙でスタイを2枚同時に作ってみよう!

材料が揃ったら、いよいよスタイ作りに挑戦です! 一つ一つ丁寧に進めていきましょう。

【ステップ1】生地を重ねて型紙をなぞる

①②表地・裏地を重ねる: まず、裏地を上向き(表が上)に置き、その上に表地を中表(表と表が向き合うように)に重ねます。ちょっと分かりにくいですが、写真の斜めストライプの表地は裏が上になっている状態です。

③芯地を重ねる: 芯地を使う場合は、ここで重ねます。シワが入らないよう、アイロンで整えてから重ねると、より綺麗な仕上がりになりますよ。

透湿防水布を重ねる: 防水スタイにする場合は、最後に透湿防水布を重ねます。この時、ツルツルしていない「さらっとした方」を上にして重ねると、後で縫いやすくなります。

生地を全て重ねたら、きっちり平らに整えましょう。

型紙を配置し、なぞる: ダウンロードしたA4の無料型紙を輪郭線でカットし、重ねた生地の上に置きます。縫い代が含まれていないため、布端から少し余裕を持たせて配置してください。

まず1枚目のスタイの輪郭線をぐるっと一周なぞります。

なぞり終わったら型紙を外し、今度は逆向きに型紙を配置します。上下方向がない柄の生地で作るのはこのためです。縫い代分を確保するため、最も近づく線同士でも約2cmほど離れるようにして、輪郭線をなぞっていきます。

これで、互い違いに2枚分のスタイの形をなぞることができました

【ステップ2】ずれを防ぐ!丁寧に縫い合わせる

1. 細かくピンで固定: 同じ形を何枚も重ねて作るスタイは、生地がずれやすいのが難点です。特に今回は4枚の生地を重ねているので、輪郭の内側・外側問わず、とにかく細かくピンで止めていきましょう

2. ミシンで縫い合わせる: なぞった線の上を縫っていきます。一番平らな部分に約5cmほどの「返し口」を残して、ぐるっと一周縫い合わせてください

【ワンポイント】透湿防水布を挟む場合: 透湿防水布は伸びやすく薄いため、縫いズレが起こりやすいです。波打ってしまっても、表からは見えないのでそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、なるべくずれないように細かくピンを打つことをおすすめします。返し縫いをして、1つ目のスタイを縫い終えたら、2つ目も同様に縫っていきます。

【ステップ3】形を整え、表に返す

1. 縫い代をカットする: 縫い終えたらピンを外し、約1cmほどの縫い代を残してカットしていきます。

首に回す部分の先端など、カーブのきつい部分は縫い代を4~5mmにカットすると、より綺麗に仕上がります。

2. 切り込みを入れる: 全体に切り込みを入れていきます。

特にカーブがキツい部分は細かく切り込みを入れると、表に返した時に美しいカーブが出ます。

3. 表に返す: 先ほど残しておいた返し口から、表地と裏地の間を開き、そこから全体を引き出して表に返します。もう1枚のスタイも同様に表に返しましょう。

【ステップ4】返し口を閉じ、スナップボタンを取り付ける

1. 返し口をまつり縫いで閉じる: 返し口を「まつり縫い(まつりぬい)」で丁寧に閉じていきます。

    ◦ 糸のスタート地点のすぐ上に針を差し、斜め下方向に針先を出します。

    ◦ 裏地側は少しだけ布を拾う感じでOK。これを繰り返して返し口を閉じます。

    ◦ 玉止めは、表地と裏地の境い目から糸を出し、玉止めの根元から少し先に針を刺して引き抜くと、目立たず綺麗に仕上がります

2. スナップボタンを取り付ける:

    ◦ まず、スタイの細い方の先端の丸みの中央に、目打ちで穴を開けます

    ◦ 表にはスナップのツルッとした方、裏にはスナップの凸の方をセットし、プレスで固定します。

    ◦ 次に、もう一方の先端の丸みの中央にも穴を開けます。

    ◦ 今度は、裏にスナップのツルッとした方、表側にはスナップのへこんでいる側をはめます

プレス機がない場合は、100円ショップなどで売っている「プレス不要のプラスナップ」が便利です!

これで、可愛いスタイが2枚、完成です!

まとめ

赤ちゃんへの手作りのスタイから縫い物を始める方も多いかと思います。最初から完璧を目指しすぎて疲れてしまったら、それは本当にもったいない!まずは気軽に一枚作ってみる、という気持ちで大丈夫です。回数を重ねるごとに、きっとあなたの「得意」が増えていくと思います。

今回ご紹介した「2枚同時作り」は、少ない工程で2倍の成果が得られる、便利な時短テクです。ぜひ、あなただけのオリジナルスタイ作りに挑戦してみてください。自分の選んだ生地を身につける赤ちゃんはかわいさ倍増!きっとあなたの忙しい育児期を支えてくれる良い思い出になると思います♪

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