入園や入学のシーズン、お子さんの成長を見越して少し大きめの制服のシャツやブラウスを買うことも多いですよね。でも、いざ着せてみると袖が長すぎてブカブカ……なんてことはありませんか?
今回は、そんなお悩みを解決するために、「切らずに」袖の長さを調整する3つの方法をご紹介します。裁縫初心者の方でも、お家にある道具や手縫いで簡単にできるアイデアばかりです。お子さんの成長に合わせて元の長さに戻せるのも嬉しいポイントですね。

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手軽に解決!袖口を縮めて手先を出す方法
袖が長くて手先が隠れてしまうのは、単に袖が長いだけでなく、袖口が手のひらの幅より大きいことも原因の一つです。袖口を狭くして手首で止まるようにすれば、スモックのように手先がひょっこりと出てくれるようになります。

この方法は、見た目を変えずに手軽に済ませたい時におすすめです。
手順とポイント
1.ボタンの位置を移動させる
まず、一度ボタンを外すか、必要であれば追加のボタンを用意します。お子さんの手首に合わせて、「あと何cm移動させれば良さそうか」を決め、そこからさらに2cm増やした位置にボタンを付け直します(例:1cm詰めたいなら3cm移動)。

2.ゴムを使って余裕を作る
ボタンの位置をきつくした分、そのままでは脱ぎ着が大変です。そこで、輪ゴムを使い、ボタンとボタン穴を繋ぐようにして「遊び」を作ります。




ゴムが約2cm分の余裕をカバーしてくれるので、お着替えの際もストレスなく手を通すことができます。

ゴムの見た目が気になる場合は、手芸用の細ゴムを片結びして2cmほどの輪を作ると、キレイに仕上がりますよ!


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この方法はブラウスだけでなくシャツの袖にも使え、袖まくりもしやすくなるため、手洗いの時などにも非常に便利です。


見た目が自然!肩の部分で詰めて調整する方法
「見た目を変えずに、少しだけ短くしたい」という時には、肩の部分で詰める方法が最適です。襟の下に隠れる位置で生地を内側に折りたたむため、仕上がりが非常に自然で、お直ししていることがほとんど分かりません。

手順とポイント
1.位置を決める
折り目が襟で隠れる位置に来るように調整します。この時、肩の縫い目(線)がまっすぐ繋がるように重ねるのが、綺麗に仕上げるコツです。

2.計測と仮止め
詰めたい数値の「半分」の幅を測って仮止めします。例えば3cm短くしたい場合は、1.5cm幅で折ることになります。表側から見て、縫い目が揃っているか、襟で折り目が隠れるかを確認しましょう。


3.裏側から手縫いする
裏側から、肩の縫い目に垂直になるように5〜6cmほど「なみ縫い」をします。縫い始めと縫い終わりは、同じところを2回縫って(返し縫い)丈夫にしておきましょう。



大幅な短縮には向きませんが、あと少しだけ詰めたいという状況にはぴったりの対処法です。
大幅な調整に!腕の途中で詰めて短くする方法
6cmから10cmほど、大幅に短くする必要がある場合は、腕の部分で詰めてしまうのが一番簡単です。

手順とポイント
1.縫う位置の確認
袖口付近はタックやギャザーなどがあり縫うのが難しいため、「肘から上」の位置で縫うのがおすすめです。

2.詰める部分を肩側でそろえる
全体を裏返して、肘の上あたりで内側に折り返します。シャツやブラウスの袖は袖口に向かって細くなっているため、内側に折った時にどうしても生地の幅に差が出ます。縫って袖丈を詰めると、袖幅の小さい方に合わせることになるので、どうしてもシワが寄ってしまいます。シワが出てしまうのを目立つ肩側ではなく脇の下側になるよう、内側の生地を肩側に引っ張って整えましょう。


3.一周なみ縫いする
詰めたい長さの半分の位置に印をつけます(6cm詰めたいなら3cm)。

脇側の、内側に折った袖の線を通る位置から針を入れて、2本取りの糸で一周ぐるりと「なみ縫い」をします。最初と最後は二回縫って補強します。縫い目は最終的に隠れるので、多少不揃いでも大丈夫です。




表に返した際、折り返した部分は幅が広い方(肩側)に倒すように整えてください。見た目には少し分かりますが、一気に長さを調整できる非常に便利な方法です。

まとめ
いかがでしたか?「袖が長い」というお悩みも、お子さんの状況や理想の仕上がりに合わせて、これら3つの方法を使い分けることで解決できます。
このお直しは成長を待つための仮縫いです。お子さんが大きくなったら、縫い合わせた糸をほどいてあげるだけで、服も一緒にお子さんの成長に合わせてサイズアップしてくれます。
いつかほどくものなので、「完璧に綺麗に縫わなきゃ」と構える必要はありません。ほどくときはきっと、お子さんの成長をしみじみと感じられるはず!そのときを楽しみに、新生活を応援してあげてくださいね。
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