【後付けOK】お気に入りのバッグをさらに使いやすく!「吊り下げ内ポケット」の作り方と計算式

「このバッグ、デザインは最高なんだけど、内ポケットがあればもっと便利なのに……」そんな風に思ったことはありませんか? せっかくのお気に入りでも、鍵やスマートフォンがバッグの底で迷子になってしまうと、少しだけ使いにくさを感じてしまいますよね。

ここにポケットがあったらいいのになぁ

今回は、既製品やハンドメイドの裏地がないバッグにも、最小限の縫い目で簡単につけられる「吊り下げ内ポケット」の作り方をご紹介します。 お好みの生地を使って、バッグのサイズや入れたいものに合わせた自分専用ポケットを作ってみましょう。

👉️まず概要を掴みたい方はこちらの動画をどうぞ!(約5分)


吊り下げ内ポケットの魅力:裏地がなくても大丈夫!

今回ご紹介する「吊り下げ内ポケット」の最大の魅力は、「後付けができること」と「裏地のないバッグにも対応できること」です。

吊り下げ内ポケット 完成写真

市販のトートバッグやエコバッグ、あるいはご自身で作ったシンプルな布バッグなど、裏地がついていないタイプのものには、表側の見た目はそのままで、後からポケットを付けるのが難しいと思われがちです。しかし、この方法ならバッグの縁(ふち)を利用して吊り下げる形になるため、見た目もスッキリと、かつ実用的に仕上げることができます。

お気に入りの柄の生地を選べば、バッグを開けるたびに少しだけ嬉しい気持ちになれるはず!

準備するものと「自分サイズ」で作れる計算式

今回は、しっかりとした仕上がりになる「オックス生地」を使用しました。

基本のサイズ例

吊り下げ内ポケット 寸法
  • 仕上がりサイズ: 横17cm × 縦17cm(ポケット部分は横15cm、縦12cm、吊り下げ部分が5cm)
  • 用意する生地: 横21cm × 縦31cm

こちらは、レッスンバッグ用に図書室の貸出カードや、エコバッグ用にスーパーのポイントカードが入れられるサイズ感です。

好きなサイズで作るための計算式

入れたいものに合わせてサイズを変えたい場合は、以下の計算式を使って生地を裁断してください。

吊り下げ内ポケット 寸法
  • 作りたいポケットの横幅を「A」
  • 作りたいポケットの縦の深さを「B」
  • バッグの縁から吊り下げる長さを「C」

とすると、仕上がり寸法は 横(A+2)cm × 縦(B+C)cm になります。 この時に用意する生地のサイズは、以下のようになります。

裁断サイズ:横(A+6)cm × 縦(B✕2+C+2)cm

この計算式さえ覚えておけば、スマートフォンのサイズに合わせたり、大きめの手帳を入れるポケットにしたりと、自由自在にアレンジできます♪

ステップ別!吊り下げ内ポケットの作り方

それでは、実際に作っていきましょう。手順はとてもシンプルですので、初心者さんも絶対作れるはず!

1. ポケット口を三つ折りにして縫う

生地の上半分が、実際にポケットとして表に見える部分になります。 もし生地に特定の柄がある場合は、その位置がキレイに出るように注意して裁断しましょう。

黄色の部分が見える柄の位置になります

まず、生地の上側をポケットの口にするため、1cm幅の三つ折りにします。 具体的には、端から2cmの位置で一度折り、アイロンでしっかり折り目をつけます。

その後、端を内側に折り込むようにして三つ折りにし、再びアイロンで押さえます。 折り目が整ったら、ミシンで縫っていきましょう。

吊り下げ内ポケット ポケット口を縫う

生地の折り目と、ミシンの押さえの内側のラインを揃えることを意識するときれいに縫えます。

2. ポケットの形を作り、脇を縫う

次に、ポケットの縦の長さ(深さ)に合わせて生地を折ります。 今回の例では12cmの深さになるように折り、アイロンで形を整えます。

吊り下げ内ポケット ポケットの深さを折る
下から12cm測ります

続いて、ポケットの両脇を処理します。ここも1cm幅の三つ折りにしていきます。 2cmの折り目をつけてから、さらに半分に折り込みます。

生地の厚みや素材によっては、三つ折りにした重なり部分が分厚くなり、うまく折れなかったりミシンが通りにくかったりすることがあります。

その場合は、重なる内側の部分を少しカットして、厚みを減らしてから三つ折りにしてみてください。 ただし、生地端が表に出てくるのを防ぐため、下側の1cmは必ず残すように注意しましょう。

厚みを抑えることで、ミシンもスムーズに進みます。 三つ折りができたら、両脇をミシンで縫い合わせます。

吊り下げ内ポケット 脇の縫い合わせ

バッグへの取り付け方と仕上げ

ポケット本体ができあがったら、いよいよバッグに取り付けます。

  1. バッグの口の部分で、ポケットを付けたい位置の縫い目をほどきます。
吊り下げ内ポケット 袋口をほどく
  1. ほどいた箇所に、作ったポケットの端(吊り下げ部分の上端)を差し込みます。
  1. バッグの口を元の縫い目に沿って縫い直せば完成です!
吊り下げ内ポケット 袋口に挟んで縫う
点線位置を、元の縫い目と同じ色、縫い目の幅で縫っていきます

もしハンドメイドのバッグを作っている途中であれば、最後に袋の口を縫う工程でこのポケットを一緒に挟み込んで縫うだけでOKです。


結論:ポケットはバッグの中の「小さな避難所」

バッグの中にポケットを作ることは、例えるなら、迷子になりやすい大切な小物たちのために「専用の帰宅場所」を作ってあげるようなものです。

鍵やスマートフォンが「いつもの場所」にあるという安心感は、日々のちょっとしたストレスを驚くほど軽減してくれます。今回ご紹介した方法は、最小限の手間で、どんなバッグにもその安心感をプラスすることができます。

「自分にぴったりの使い心地のバッグが見つからない」とお悩みの方は、ぜひお好みの生地で、あなただけの使いやすいポケットを仕立ててみてください。 この小さな工夫が、皆様のハンドメイドライフをより楽しく、快適にするお手伝いになれば幸いです。

👉️動画でおさらいをしたい方はこちら!

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