赤ちゃんのスタイ、「濡れてしまってすぐ使えなくなる…」そんな経験ありませんか?
この記事では、くるっと回すことで、何度も使える「360°くるくるスタイ」の作り方をご紹介します。
どの向きから見てもかわいいつけ襟風デザインなので、お洋服の一部みたいに使えるのもポイント。
ダウンロードするだけでそのまま使える無料型紙つきなので、裁縫初心者さんでも挑戦しやすいアイテムです。ぜひ一緒に作ってみましょう!
🎥まずは動画で全体の流れをチェックしたい方はこちらからどうぞ(約11分)
360°使える?!このスタイの特徴とは?

【出来上がりのサイズ】横30cm、縦27cm、首周り約30cm
くるくるスタイという名前のとおり、どこを正面にしてもOKなデザインです。少し濡れてしまっても、ずらして使うことで通常のスタイより長時間使うことができます。

付け襟風で後ろから見ても可愛いデザインのため、歩き初めて「赤ちゃん」を卒業しつつあるお子さんにもぴったりです。ねんね期のお子さんには、抱っこ紐の中に入ってもらう際、肩紐をよだれからカバーするのにも使っていただけます。
準備編:スタイ作りに必要な材料と道具
今回スタイを作るのに必要な材料は、以下の通りです。

- 表地・芯地・裏地: それぞれ横約33cm、縦約30cmほど
今回は表地と芯地を一枚にまとめて作成しました。
おすすめ生地:
◦ 表地+芯地を一枚で作る場合: Tシャツ生地、ワッフル地、タオル地など
◦ 表地: Wガーゼなど
◦ 芯地: ネル生地、キルト芯など
◦ 裏地: ブロード、Wガーゼなど
綿の素材の生地は縮みやすいため、裁断前に必ず水通しをしましょう。洗濯機にネットに入れて洗うだけでOKです。

リバーシブルスタイにする場合は、寸法は同じで、表地・芯地・裏地の3枚構成にしてください。
端は切り落とすことになるので、写真のように少し隅の欠けたハギレでも大丈夫です!

- プラスナップ1組: 打ち具はハンディプレスよりプレス台が断然おすすめ!100円ショップなどでプレス不要で取り付けられるタイプも売られています。
プラスナップ プレス台
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- 無料型紙: A4で印刷するだけでそのまま使える型紙を用意しました。以下のリンクからダウンロードしてください。
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【重要】印刷時に100%にして、正しく印刷できているかスケールで確認してください。
防水スタイにするなら「透湿防水布」をプラス!
「よだれが多くて、すぐに服までびしょびしょになる…」そんなお悩みをお持ちの方には「透湿防水布」を挟むのがおすすめです。

字の通り、水滴は通しませんが、水蒸気は通すという画期的な生地です。これにより、スタイの下の服が濡れるのを防ぎつつ、ムレにくいというメリットがあります。
かなり伸びる生地なので、少し縫いにくいと感じるかもしれませんが、他の生地と合わせて縫えば大丈夫! ただし、乾燥機の使用は不可なのでご注意ください。
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実践編:無料型紙でくるくるスタイを作ってみよう!
【ステップ1】生地を重ねて型紙をなぞる
①②表地・裏地を重ねる: まず、裏地を上向き(表が上)に置き、その上に表地を中表(表と表が向き合うように)に重ねます。
③芯地を重ねる: 芯地を使う場合は、ここで重ねます。動画では、芯地を兼ねた表地にしたので、この工程は省略しています。重ねる際にアイロンを掛けると、より綺麗な仕上がりになります。
④透湿防水布を重ねる: 防水スタイにする場合は、最後に透湿防水布を重ねます。この時、ツルツルしていない「さらっとした方」を上にして重ねると、後で縫いやすくなります。リバーリブルスタイにする際は省略してください。




生地を全て重ねたら、きっちり平らに整えましょう。
⑤中心線を引く: 横33cm、縦30cmの向きになっていることを確認し、横を半分に折って目印を付け、線で結び中心線を引きます。


⑥中心線に沿って型紙を配置し、なぞる: ダウンロードしたA4の無料型紙を輪郭線でカットし、「中心わ」と書かれた直線部分を先ほど引いた中心線に合わせて置きます。縫い代が含まれていないため、布端から少し余裕を持たせて配置してください。

端に欠けがあるハギレを使う場合は、きちんと型紙が入るかどうか確認してくださいね。
まず右半分のスタイの輪郭線をぐるっとなぞります。

なぞり終わったら型紙を外し、今度は反対側に型紙を配置します。こちら側も輪郭線をなぞっていきます。

これで、左右対称にスタイの形をなぞることができました。

【ステップ2】まち針でズレを防ぎ、縫い合わせる
①細かくピンで固定: 同じ形を何枚も重ねて作るスタイは、生地がずれやすいのが難点です。中心から外側に向かって、細かくピンで止めていきましょう。

②ミシンで縫い合わせる: なぞった線の上を縫っていきます。一番平らな部分に約5cmほどの「返し口」を残して、ぐるっと一周縫い合わせてください。


【ワンポイント】透湿防水布を挟む場合: 透湿防水布は伸びやすく薄いため、縫いズレが起こりやすいです。波打ってしまっても、表からは見えないのでそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、なるべくずれないように細かくピンを打つことをおすすめします。
【ステップ3】形を整え、表に返す
1①縫い代をカットする: 縫い終えたらピンを外し、約1cmほどの縫い代を残してカットしていきます。

②角の縫い代を切り落とす: プラスナップをつける角ばった部分は、縫った線スレスレのところで斜めに切り落とします。

③切り込みを入れる: カーブの凹んだ部分、またカーブ全体に切り込みを入れていきます。

④表に返す: 先ほど残しておいた返し口から、表地と裏地の間を開き、そこから全体を引き出して表に返します。


⑤角を出す: ボタンを付ける部分は角張っているので、形がキレイに出るように先の尖った目打ちなどで引き出します。(撮影時は目打ちが見当たらず、リッパーの先を使いました😅)

⑥アイロンをかける: きれいなカーブになるよう、アイロンで整えます。

透湿防水布は乾燥機NGなので、アイロンも積極的にはかけないほうがいいと思うのですが、表地の上からかけて、高温にしなければOKだろうと判断しています。
【ステップ4】返し口を閉じる
ここから先は使った生地や完成イメージにより仕上げ方が異なります。
表地が丸まりにくい生地(Wガーゼなど)・ふんわりした仕上がりにしたい場合
表地にWガーゼなど布帛の生地を使っていて、ふっくらとした仕上がりにしたいときは、返し口を「まつり縫い(まつりぬい)」で閉じるのがおすすめです。

◦ 糸のスタート地点のすぐ上に針を差し、斜め下方向に針先を出します。
◦ 裏地側は少しだけ布を拾う感じでOK。これを繰り返して返し口を閉じます。
◦ 玉止めは、表地と裏地の境い目から糸を出し、玉止めの根元から少し先に針を刺して引き抜くと、目立たず綺麗に仕上がります。
上の写真は表地Tシャツ素材ですが、撮影後に実際に洗ってみたら型くずれしてしまいました。そのため丸まりやすい生地は下の方法がおすすめです。
表地が丸まりやすい素材・形をくっきり出したい場合
表地がTシャツ生地など丸まりやすい素材を使ったとき、またもくもくしたカーブの形をしっかり出したい場合は、ミシンでぐるりと全周を縫い、返し口も閉じてしまうのがおすすめです。

今回は2mm押さえを使って端から2mmのステッチを入れました。
【ステップ5】スナップボタンを付ける
最後にスナップボタンを付けていきます。手縫いのガタツキ感が気になる方は、返し口が見えなくなるように重ねてスナップを付けるのがおすすめです。

①まず、上に重ねる側の角に、目打ちで穴を開けます。

②表にはスナップのツルッとした方、裏にはスナップの凸の方をセットし、プレスで固定します。

③もう一方の角にも穴を開けます。
④今度は、裏にスナップのツルッとした方、表側にはスナップのへこんでいる側をはめます。

⑤ハンディプレスやプレス台でプラスナップを固定してください。
プレス機がない場合は、100円ショップなどで売っている「プレス不要のプラスナップ」が便利です!
これで、可愛いスタイが完成です!
まとめ

360°くるっと回して使えるこのスタイは、向きを変えるだけで長時間使えるのが特長です。ただでさえお着替えが大変な時期…このスタイが子育てのお役に立てたら嬉しいです。
無料ダウンロード型紙を使えば洋裁初心者さんでも無理なく作れる内容ですので、ぜひお好みの生地で作ってみてください。
📥 無料で型紙をダウンロードする ➡
http://nuilog.net/wp-content/uploads/2026/01/nuilog_360bib.pdf
作り方の詳しい工程は、YouTube動画でもご覧いただけます。縫い順やポイント、手の動きなどをゆっくり見たい!という方はこちらからどうぞ👇️



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